ちくちく
オットが仕事に出ている間、
わたしは何をすべきか。
そんな風に考えて、はや2週間になろうとしている。
はじめの5日間くらいは例のぎっくり腰で、
ほぼほぼベッドのうえだった。
それ以外の日中はなにをしていたか。
ソファに横たわり、ただぼんやりと本を読んだり、SNSをみたり。
渡航までの日々は、ほんとうに慌ただしかった。
ふぅーっと息つく時間などほとんどなかった。
体ではそうしていても、頭は常に焦っていたからかな。
マレーシアに来てからは、そんな時間を取り戻すかのように、
とてもとてもゆっくりとした日々をすごしている。
住んでいるあたりはまだ少し緑が残っている。
交通量も多くないし、ショッピングモールも人でごった返すこともない。
基本的には静かな町。
瞑想(という名の睡眠)にはもってこいの環境なのだ。
とても快適だし、時間に追われることも一切ないのに、
これではダメなような気がしてくるのが不思議で。
オットには外交を求められるし
(家に籠っていてはダメな性分であることを彼が一番理解している)、
母には「暇なら英語の勉強でもしたら?」とメールで言われるし。
そう言われるとやりたくなくなるあまのじゃく。
というわけで、手始めに日本から持ってきた刺繍をはじめてみることに。
見てるだけでも癒されるぅーー。
持ってきていたリネンのハギレに練習をはじめています。
マレーシアにもおおきい手芸屋さん(Spotlight )があるみたいだから、
今度の休みに行ってみよう。
すこしずつ生活リズムとここにいる意味が見つかればいい。