三十路
昨日、30回目の誕生日を迎えた。
まさかマレーシアで、30才という節目を迎えるとは、夢にも思っていなかったなーと。
遠く離れていてもたくさんの友人が、
お祝いのメールやコメントをくれるしあわせ。
とてもうれしかった。
21日の0時すぎ、
ベッドに入って眠りにつこうとしていたとき、
一番に思い浮かんだのは父親だった。
亡くなって1年と4ヶ月。
はじめこそ、あの時こうしていればよかったとか、
もっと一緒にいればよかったとか、
仕方のないことばかり考えて泣いたりもした。
いまはそんなこともなくなっていたんだけど。
なぜだろうな。
このときばかりは、亡くなってすぐの時みたいに、
途方もなく涙が出てきて、
いろんな場面が頭を駆けめぐって、
すごくすごく寂しくなった。
そういえば、マレーシアに来てから一度も泣いてなかったなって。
とくに今すぐに帰りたいほど苦労もしていないし、泣くこともないのだけど、
自分でもわからないどこかに、感情の一部を押し込めていたのかもしれない。
それを、父が外へと流してくれたのかもしれないな、なんて思ったりして。
だばーっと泣いたあとは、顔を洗って、
横でぐーすか眠る人を思うと、すーっと眠りに落ちることができた。
おかげで、さっぱりした30才の朝を迎えることができたのかもしれない。
21日はというと、
夕方までいつもとかわらず、ひとりでだらだらしていた。
オットが帰ってきてからは、ご馳走を食べに。
Fatty Crab (チリクラブのお店)
チリソースを蟹に絡めた料理。
ここのチリソースは辛すぎなくて、
今までたべたチリクラブで一番すき。
フライドライスやパンにソースをかけて食べるのが絶品。
もちろん蟹も食べごたえあるし、最高。
スペシャルなバースデイディナーだった。
2人でRM100(=約2500円)くらいだったけど、
普段の食事に比べるとちょっと贅沢。
帰りに近くのショッピングモールでケーキを買って、
わたしのバースデイはおしまい。
30才は「ぼちぼち生きる」をモットーに笑顔でやっていきたいと思います!